今日は、これからどんな世界になっていくのかについて、一つの考え方とそれについて説明されている書籍をご紹介したいと思います。

<こんな方に>
・どんな世の中でも、心穏やかに生きて生きたいと感じている方
・何となく「時代の変わり目」だと感じている方
・これまでの社会の在り方に違和感を感じてきた方

あくまで「一つの考え方」です。それについてどう感じるか、どう受け止めるかは人それぞれだと思います。「考え方を知ること」が「考えること」につながっていけばと思っています。

1. 数年ぶりに開いた本を開いて

私がその本に出会ったのは確か7年前。

北鎌倉の古民家で開かれた起業家の集まりでのことでした。

ひと回りもふた回りも人生の先輩が、ご自身の人生のあゆみとともに紹介してくださったものでした。

当時は書いてある内容で理解できないこともたくさんあったけれど、それまで感覚的に感じてきたことが説明されているような納得感もありました。

3年前に欧州に渡るとき、持っていた本のほとんどを処分しましたが、何となくこの本は手においておきたい気がして、荷物の中に入れました。

結局それからずっと開くことはなかったのですが、現在の世界の混乱を前にして「もしや」という感覚がやってきて、久しぶりに開いてみたら、まさに現在そしてこれからの世界のことが書かれているのではと感じ、今回紹介することにしました。

2. 『大転換後の皇の時代』

それが『大転換後の皇(オウ)の時代』です。

<『大転換後の皇の時代』の概要>
・世界は2500年ごとに大きく変化している
・現在は低次物質文明である祖の時代から高次精心時代である皇の時代への転換期
・祖の時代は苦労すること、貯めておくこと、他人と自分ものをはっきり区別することに価値観がある
・皇の時代は、樂しく自由に生きていくことができる
・移行期には浄化が起こる

もしかすると同じようなことが唱えられている考え方があるかもしれません。

中には、今でも全く理解できないこともあるし、そもそも「2500年ごと」というのが何から来ているんだろうという疑問もあるのですが、私は「これまで」と「これから」について考えるきっかけになる考え方だと感じています。

3. ゆっくり、穏やかに栄える時代のはじまり

この中には、ウイルスのこと、仕事のこと、人と人との関係性についてなど、人間の生き方全般について具体的に、何が起こり、どんな風に変化していくかということも書かれています。

その中でも私が特に共感したのが、繁栄に関する考え方の変化です。

<祖の時代と皇の時代の生き方の違い(繁栄についての価値観の変化)>
祖の時代(これまで):煩わしく、忙しく、寝る間を惜しんで働いていないと、生きているかいがない。繁盛することが大好き。
皇の時代(これから):穏やかに栄えるのがいい。
ー『大転換後の皇の時代』より

この変化については共感を覚える人も少なくないのでしょうか。

私自身、6年前までは寝る間を惜しんで働いていました。大好きな仕事をしていたし、勉強すること、努力することも、その結果クライアントさんたちに喜んでもらえることも嬉しかった。

しかし、そんな生活を続けた結果、アレルギー性の喘息を発症し、咳が止まらなくなり、お医者さんに「5分でも長く寝てください」と言われました。

もともと、独立するつもりでいましたが、身体が健康でないと好きなことも続けることができないということを身を以て感じ、間も無く企業を退社しました。

そのときにもう着なくなったスーツや、必要なくなった化粧品などを見て、「私は何のために働いていたんだろう」と思ったりもしました。

そしてそれまで良しとされてきた「速く・たくさんのことを・効率よく」ということに疑問を感じるようになりました。

その頃、中国茶の先生から聞いた「ゆっくり冷ましたお湯は冷めにくい」という言葉は今も心に残っています。

この本の中にも、これから大切な行動の一つに「できるだけゆっくり行動する」ということが書かれています。

他者の価値観の中で生きる時代から、自分を大切に生きる時代へ。

まさに今がその転換のときであるということを、今回の出来事を機に起こっていることから実感しています。

4. 内なる声に耳を傾けて

これから世界が迎えるのは、まだ誰も経験がしたことのない世界・時代かもしれません。

そんな中、何が正しいのか、何に希望を見出していいのか分からなくなるかもしれません。

今日ご紹介した話も、一つの考えであって、それが正しいということではありません。

だからこそ、外から入ってくる情報や刺激ではなく、自分の内なる声や感覚に耳を傾けてみてください。

不安の奥には、必ず願いや希望があるはずです。

そこに一人一人が耳を傾けられるようになったとき、これからの世界が光に溢れるものになるのではと思っています。

あなたはこれから世界がどんな風になっていくと思いますか?

今度はぜひ、あなたの想いを聞かせてください。

参考:『大転換後の皇の時代』小山内洋子著