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コーチングマインド探究会②【コーチングの振り返り能力を高める】

 
awai Laguna 共同探究会
今後の共同探究会・対話会等はこちら
  • 本ワークシートはコピー・編集・共有等自由にご活用ください。 まずは自分でワークを行い、その後対話を通じて深められることをおすすめします!


■Time Table

11:00-   グラウンディング:こころとからだをととのえる 11:05-   セルフワーク:ワークシートを使って体験を振り返る 11:10-   ペアワーク:体験の言語化・「今ここ」の自分へ気づきを向ける 11:30-   シェア:ペアワークからの気づきや全体で話したいことを言葉にする 11:40-   リフレクション:実践や探究テーマをシェアする 11:45-    セルフリフレクション:自分でも振り返りやジャーナリング
 
次回:2022年11月10日(木)JST 8:30-9:15 【セッションの準備の質を高める】

■録画

前半

0:00- 今日の流れのご案内
0:35- こころとからだをととのえる(呼吸を味わう)
7:00- セルフワーク
 

後半

0:00 ペアワークの振り返り

本日のテーマ

ICFコア・コンピテンシー 
02.コーチングマインドを体現しているEmbodies a Coaching Mindset
3. 実践中のコーチングの振り返り能力を高めることで、自身のコーチングの質を高めている
Develops an ongoing reflective practice to enhance one’s coaching
💡
本日の流れ 1.グラウンディング 2.セルフワーク 3.ペアワーク 4.シェア
 

1.グラウンディング

 
からだをゆるめ、呼吸を味わう
 
 

2.セルフワーク

「コーチングの振り返り」についてのワークシート

 
「コーチングの振り返り」について、次の3つの問いから浮かんでくることを書き出してみましょう。
 
Q1:あなたは今、どんな方法で、どんな視点からコーチングの振り返りを実践していますか?
 
 
 
 
Q2:あなたがこれまで実践した振り返りの方法や視点の中で、特に効果的だったものはどんなものですか?
 
 
 
 
Q3:あなたの「振り返り」をさらに効果的なものにするために高めるといい能力とはどんな能力でしょうか?
 
 
 

3.ペアワーク

💡
今回のペアワークの目的は次の2つのことです ・自分や他者の体験や考えから学ぶ ・今ここの自分を観察する能力・振り返る能力を高める
 

ペアワークの流れ

①話し手/聴き手を決める
 
②話し手はセルフワークの3つの問いから振り返ったこと・浮かんできたことを言葉にする
(話しているうちに浮かんできたことや問いなども自由に言葉にしていく)
 
③聴き手は(もし自分が話し手のコーチだったら)という視点で話を聞きながら、自分の中に浮かんでくる問いや思考、感情、感覚、伝えたくなったことなどを書き留める
④ 話し手・聴き手を交代し、②③を行う ⑤聴き手のときに書き留めたものを見返し、自分の中に浮かんでくる問いの傾向や特徴、その他に何が起こっていたかを振り返る
 
⑥ ⑤からの気づきをシェアする
 

時間配分

①から③ 6分
④6分
⑤2分
⑥6分 *今回のワークでは聴き手は「話を聞くこと」と「自分の中に起こること」の2つを集中して行います。そのため、話している途中に質問・コメント・フィードバックは行いません。聞きたくなったこと・伝えたくなったことはまずは書き留めましょう。
 

ペアワークためのメモ

 
 
 
 
 
 
 

振り返りのための問い

⑤で振り返りを行うときには次の問いを活用ください。 (その他、自由に問いを立てて振り返ってみてください)
  • あなたの中に生まれる問いはどんな方向に向かっていることが多いですか?
  • あなたの感情や感覚は、どんなときに生まれやすいでしょうか?
  • あなたが特に伝えたくなるのはどんなことですか?
  • 「自分の中に起こっているけれどまだ捉えられていないこと(認識できていないこと)」があるとすると、どんなことでしょうか?
 
 
 
 
 

参考資料

💡
能力を高めるための支援を受ける さらにコーチングの振り返り能力を高めるためにおすすめなのが、他者からの支援を受けることです。 ハーバード教育大学院カート・フィッシャー教授の研究するダイナミックスキル理論によると、人が発揮する能力は機能レベルと最適レベルの二つのレベルがあるとされています。 機能レベルとは他者からや環境からの支援なしに発揮することができる能力のレベル、最適レベルとは他者や環境からのサポートによって発揮することができる能力のレベルを指しています。
最適レベルは機能レベルよりも高く、年齢を重ねるごとに、また、より高度な能力を獲得するためには他者からの支援に基づいて最適レベルを発揮していく実践を行うことが重要になってきます。 自分自身の成長のためにコーチをつけることはもちろんですが、コーチングの質を高めるためのメンターコーチをつけ、コーチングセッションの振り返りを一緒に行うことでコーチングの振り返り能力を高めていくことができます。