919. 星の教えてくれること インド占星術ジョーティッシュ の結果を聞いて


パソコンを持って書斎にやってくると、暗いと思っていた空に、薄青い箇所があるのを見つけた。どうやら厚い雲が空いっぱいに広がっているようだ。ちょうど雲の切れ間に瞬く星が見えたが、あっという間にその空間がふさがれてしまった。

今朝も夢を見ていたがその内容はすっかり遠ざかっている。

昨日は日本でアーユルヴェーダのサロンをしている方にアーユルヴェーダの考え方をもとにしたセルフケアや瞑想を教えてもらい、ジョーティッシュというインド占星術で、自分の生まれた星を見てもらった。

私は手相や誕生日を使った占いを「方向性」を確認するために活用することがある。向かう方向は決まっていて、向かい方も見えているが、それが自分の星の持つ方向性と外れていないかを確認するためだ。一番大切なのは心の声を聴くことだと思っているが、「意識」という小さな枠組みを超えた、宇宙の声のようなものの後押しも節目節目で借りてきた。

今回のジョーティッシュを元にした話を聞いて、自分の中で、ある種相反するような性質や感覚がなぜ起こるのか、非常に腑に落ちた。

「コミュニケーションや人を導くこと、人に影響を与えることに関する強い星の元に生まれているが、一人の時間を確保する必要があり、秘密主義のところもある」

そんな話を聞いて「そういうことだったのか」と思った。

考えてみればそれぞれの人には多様な面があるというのは当たり前の話なのだが、自分自身はその多様さを繊細に捉えきれていなかったように思う。例えば血液型占いや星座占いなどを見てすごくざっくりとした分類に自分をあてはめて「そういうものだ」と思ってきたような、そんな自分に対する向き合い方、捉え方の雑さをずっと持ってきたのだと反省の気持ちさえ浮かんでくる。


それはそっくりそのまま、他者に対して向ける眼差しにあてはめられるだろう。

「一人一人の見る世界や使う言葉の意味は違う」ということは自覚してきたつもりだったけれど、思った以上にそうで、価値判断の基準なども全く違うのだ。まずは自分自身の中にある「多様」という言葉では表現しきれない様々な自己について知りながら、自分とは全く違う他者と関わっていくことが人生にさらなる奥行きをもたらしてくれるだろう。

しかし、そう思うのも、自分自身の意識の特性が強く反映されているはずだ。人生や他者との関係性について全く違う捉え方をする人もいるだろう。

ひとりひとりが自分の思う「世界への認識」をつくってゆけばいいと思うし、そこで自分自身と向き合うこと、他者と関わることの中に喜びを見出しているのが今の私なのだと思う。

すっかり白くなった空に、雲が流れている。

今日からまた、出会う言葉の一つ一つそして言葉にならないものたちにこれまで以上に静かに耳を澄ましていきたい。2020.11.16 Mon 7:44 Den Haag