916. 二日続けてラーメンを食べる夢


今朝は夢の中でラーメンを二杯食べた。ラーメンと言っても平たいきし麺のような麺で、しかもそれが柔らかく伸びている。夢の中ではそれを「ちゃんぽんみたいだなあ」と思ったけれど、今思えばちゃんぽんともまた違う。

舞台は福岡、そこにいたのは今とほぼ変わらない感覚を持つ自分だった。幹線道路沿いの道を歩いていると、左手にラーメン屋があり、店に入ると中高の同級生だった女性と男性がいた。女性の方は中学生のときに仲が良かった友人だ。当時の可愛らしい風貌はそのままだった。二人の同級生は確か中学三年生頃付き合っていたのだが、そのまま結婚し、ラーメン屋を営んでいるようだった。男性がラーメン屋になっていることに違和感はなかったが、女性が男性と結婚していること、一緒にラーメン屋を営んでいることはとても意外だった。

そこのラーメンは「シンラーメン」という名前だった。(「シン・ゴジラ」のような名前だが、確か福岡には実際に「シンラーメン」という名前のラーメン屋があったはずだ)注文をして出てきたラーメンは最初に書いたように思いの外柔らかかったが、味は美味しく、夢の中の私は元同級生の二人と話しながらラーメンを食べ進めた。

現実世界の私はラーメンは伸びないうちに一刻も早く食べたいので、ラーメンを食べているときにのんびりと人と話すことは全くと言っていいほどないが、夢の中の私がのんびり食べていたのは、麺がすでに柔らかかったためか、もしくはそれをもはやラーメンと思っていなかったからだろう。

ラーメンを食べ終わるか終わらないかというときに、今度は大学時代の最後の方に知り合った友人が店にやってきた。彼女に、「もう数日で欧州に戻る」ということを伝えたように思う。

ラーメンを食べ終わり、店を出て、暗い中で明かりがついた小さな店で元同級生の二人が楽しそうに話をするのを見ながら「人生、どうなるか分からないものだなあ」と思った。

翌日、出かけた先で私はまた「シンラーメン」の店を見つけた。友人の店より随分大きくて、見た目はうどんのチェーン店のようだった。広い店内には入り口付近には四人がけの席が並んでおり、その奥にはさらに二人がけの席が並んでいた。二人がけの席は学校の教室のように二つの席がくっつき、皆同じ方向を向いていた。


一人で静かに食べたいと二席とも空いている場所を探すが、どこも片方の席にはすでに先客があり、仕方なく隣に人がいる席に座ろうかと思ったが、結局一人がけの席を見つけそこに座ったように思う。

ラーメンを注文し、出てきたのはやはり前日と同じ、柔らかくて平たい麺のラーメンだった。それを食べている途中で目覚ましが鳴り始め、まだ暗い部屋の中、しばらくの間、ふとんのあたたかさを感じていた。

確かにラーメンは一番好きと言ってもいいくらい好きな食べ物だが、夢の中で二杯も食べることになるとは、よっぽどラーメンに飢えているのだろうか。

気になって「夢診断 ラーメン」と検索してみると、「幸運が訪れる吉夢」「大盛りのラーメンはエネルギーに満ちていることを表している」などという案内が出てくるが、本当だろか。良いことを示しているのは嬉しいが、ラーメンがなぜそういう意味になるのだろうかと、甚だ怪しい気もしてくる。

ラーメンを食べたのが夢だったことは残念だが、夢であってもラーメンを食べる喜びを多少感じられたことは、私の主観的な体験としての事実だということを書き留めておく。2020.11.13 Fri 11:01 Den Haag