802. 熱がこもった頭で

 

眠りにつく前から身体の中にあった熱気が、今も身体の深い部分に留まっている。数日前に、肉体的・物理的な身体の表面に熱気が溜まっている感覚を言葉にしたように思うが、今は表面ではなく、身体の中に暑さがあるという感じだ。

昨日もお昼過ぎには随分と気温が上がり、天気予報アプリには体感温度が33度と表示されていた。

先日行なったハーグに住む元英語教師の知人へのインタビューの書き起こしと編集をしようと思ったが、作業は遅々として進まず、暑い間は無理に進めないことにし、横になった。とにかく、起きていて何かしようとするのさえ辛い暑さである。

外気が暑いのは仕方がないがなぜこんなに暑いのだろうかと思うと

というところまで書いたところで、今朝の日記が途切れていた。

 

そしてさらに、先ほどの一文を書いたところからさらに20分ほど時間が経っただろうか。あまりにも身体と頭に熱気が溜まっていたため、シャワーを浴びてきた。身体に暑さは感じるが、頭はだいぶすっきりとした。

現在、ちょうど一週間前の日記を読み返しウェブサイトで公開することにしているが、一週間前の自分はこんなにも暑さが厳しくなることもつゆ知らず、仕事が少ない期間執筆活動に力を入れようと意気込んでいる。

一週間前の自分に伝えたい。暑さは厳しくなる。しっかり栄養を摂ってしっかり休む。それ以上のことをしようと思うなと。

今朝、「外気が暑いのは仕方がないがなぜこんなに暑いのだろうかと思うと」の先にはなんと続けようとしていたのだろう。

欧州に渡って以降、食生活が変わり、日本にいたときよりも体温が低くなっているため、その分少しでも気温や体温が上がるときつく感じるということを考察したことは覚えているが、それについてはもう昨日の日記に書いただろうか。

心身の状態がいかに思考や記憶に影響を与えているかということが分かる。

心身の状態というとざっくりしているが、細かく分けると、睡眠の質、血液をはじめとした体液の循環および体内の液体の質や濃度。そして脳の温度。これらの計測可能な指標が、感情や思考といった計測ができないものたちに大きく影響を与えているのだろう。

801番目の番号が振られる日記ということで、200番ごとに書いている「私がリフレクションジャーナルを書く理由」について最新の感覚を書きたいところだが、残念ながら深い思考ができる状態ではない。大切なテーマなので、焦らず、気温が下がるのを待って取り組みたい。

今は暑さが厳しいがそれも今週末までだと知り、ほっとしている。


それにしても今年の夏は、なかなかやってこないと思ったら突然やってきて、そしてそのまま走り去っていくような、そんな夏だった。日本で真夏日と呼ばれる気温が30度を超える日が続いたのが約一週間。日本の夏に比べると暑い時期は随分と短かっただろうけれど(まだその暑い時期は終わっていないのだが)その前まではそこまで気温が上がっていなかったため、突然やってきた暑さに身体が適応できず、適応できないまま、暑さが過ぎ去ろうとしている。

そして、こんなにも暑く感じるのにあまり汗が出ないというのが不思議だ。その分身体の中に熱がこもる。今もまた、シャワーを浴びて少しクールダウンしていた身体がふたたびかなりの高温になってきている。

このあと、身体に熱がこもる原因とその対策について調べて、あと数日(おそらく二日)続く暑い時期を乗り切りたい。

9月の初旬にフローニンゲンを訪ねるときには今よりも気温が10度も下がっているようだ。その頃にはすっかり新しい季節がやってきているだろうか。過ごしやすい気候のもと、友人と尽きぬ話をするのが今からとても楽しみだ。2020.8.12 Wed 18:51 Den Haag