778. 社会への還元と投資

窓の外を眺め、活発に働いていた思考を鎮める。

一見、無駄に見えるこの時間こそが、日常の中に欠かせないものであり、思考や感覚、身体や心を澄んだものにしてくれる。

昨晩は随分早くベッドに入った。おそらく21時前だっただろう。ほどなくして眠りについた。そして目覚めたのは5時半頃だった。身体(というよりも思考)が休息を必要としていたのだろう。

コミュニケーションを専門とする仕事柄、そして体質からも、私はかなり長い睡眠が必要なのだと思う。

先日友人と話をしたときに現在の仕事やセッションの量について話が及んだが、改めて振り返ってみると現在のセッションや打ち合わせの総量はちょうど上限くらいに来ているという感覚だ。

その一つ一つに明晰な思考と感覚で望むためには、セッションと同じくらいかそれ以上に心身をととのえる時間が必要になる。探究・研究のための時間はそれ以上に必要で、できれば書道やお茶、絵を描くなど、最近あまり時間が取れていないことにももっと向き合っていきたい。

そう考えると、現在はコーチングについて、大きくは守破離の「離」に取り組んでいる方、専門職からリーダーになった方、セルフコーチングを身に付けたい方向けと3つの軸を持っているが、一旦は守破離の「離」に取り組む方向けに対象を絞って提供した方が良いだろうか。

専門職からリーダーになった方やセルフコーチングを身に付けたい方向けについては需要が多くあることを感じており、それに対して自分自身が後押しをできることがあるということも強く感じているが、このままではいかんせん時間がなくなってしまいそうだ。

8月に短期のコースを終える方々がいて、セッションについては多少ゆとりができてくるが、その後は対象やテーマ・関わり方を絞り、一旦はより純度の高いものを特定の層の方々に提供することに注力してきたい。

また、40代、50代以上の方向けのサービスの提供とともに、これから社会を担っていく30代中盤の方々に対して対話の機会をつくっていきたいという想いもある。そしてこれは、社会に対する投資や恩返しの意味合いもある。

一方で、そこに自分が直接関わろうとすると、やはり時間やエネルギーの調整が難しくなるというジレンマが生まれる。

そんな状況に対する挑戦が、今取り組んでいる書籍を執筆するということだ。

知識を得るということだけでは大きな意識の変化は起こらないかもしれないが、少しでも行動し、実践することを後押しすることができたら、社会に対する恩返しと投資ができるだろう。

そのプロセスで自分自身がさらに成長・変容し、それによってさらに届けていけるものも深くなっていくという感覚が今、強く立ち上がってきている。

8月は新しいステージに向けて、まずはこれまで積み重ねてきたこと、経験してきたこと、学んできたことを超える期間にしたい。2020.7.30 Thu 8:09 Den Haa