093. 餃子屋のうどんと虫たちの夢

今日も午前中から打ち合わせとセッションの繰り返しで、あっという間に一日が終わりに向かい始めようとしている。セッションの振り返りを手帳にまとめておくことをはじめ、やっておきたいことがいくつかあるがその前に、頭の片隅に残っている夢の切れ端を書き留めておきたい。

覚えているのは餃子屋に入ったシーンからだ。会いたいと思っている友人を探すためにうろうろしていて、辿り着いたのが餃子屋だった。店内は木でできた背もたれのない長椅子や長テーブルが並び、餃子を食べる人で賑わっている。人と人の間をかき分けるように進んだ私は、知り合いの一団を見つけ同席をする。私が彼らを見つけたときにはまだ何人も座れるくらいテーブルと椅子には余裕があったが、私がそこに座ろうとするとなぜかぎゅうぎゅうになり、肩を縮こめるようにして長椅子の右から2番目か3番目に身体をねじこんだ。餃子を頼もうとメニューを見ていると、メニューにはうどんも載っていて、右側に座っている男性の手元にちょうどうどんが運ばれてきたところだった。そのうどんにはエビフライがのっているように見えたがよくよく見るとそれはエビではなく、小さなフェレットのような、毛の長いネズミのような、オレンジかがった茶色の生き物で、その生き物はまるで温泉に浸かるかのように気持ちよさそうにうどんのつゆの中で目を閉じていた。うどんに動物が入っていることに驚いた私が右隣の男性にそのことを伝えようとすると、その小さな生き物はうどんのつゆから身体を出し、ぴょんぴょんと跳ねるようにテーブルの左方向、店の中の方向にかけていった。そうすると同じようにぴょんぴょんと、小さなバッタのようなコオロギのような虫たちがそこかしこでジャンプをしはじめ、それが餃子の上にも乗り、虫の嫌いな私はそれを見てとても嫌な、「ここを早く出たい」という気持ちになった。

お世辞にも気持ちがいい夢ではなく、早く忘れたいくらいの内容が、あれこれと目の前のことに追われる約7時間の中でこんなにも記憶に残っているのが意外だ。(嫌なシーンだから頭の中で余計に拡大され「記憶に残っている感じ」がしているのかもしれない)

一昨日はぐっすりと寝たという実感があるくらい深く眠ることができたが、昨日はどうも寝付けず、夜中も2度ほど目が覚めたことを覚えている。毎日さほど変化はないような中でこの眠りの質は何なのだろうか。良質の睡眠をいつも取ることができたら、日中はどんなに快適だろうか(そして、「寝付けない」というあのなんとも言えないもどかしい感覚を感じずにいられるだろうか)と思うけれど、それは結局、起きている時間の過ごし方と食べ物に由来するものであって、睡眠の質は原因ではなく結果なのだとそんなことが頭をよぎる。2019.5.8 15:25 Pfungstadt